2025年12月中旬から第5回目の公募が開始されています。

中小企業省力化投資補助金

公募要領公開

2025年12月中旬より省力化投資補助金(一般型)の第5回公募が開始されています。 また、申請受付は2月2日(月)10:00より開始されています。前回までの募集要項は下記をご参照ください。

補助金の目的

中小企業省力化投資補助金(一般型)は、人手不足に直面する中小企業が最新のデジタル技術を活用した設備導入を通じて、生産性向上と業務効率化を実現するための強力な支援策です。少子高齢化や労働人口の減少により、多くの中小企業が深刻な人材不足に陥っており、この補助金はその課題を解決する重要な機会となります。

特徴

従来の「カタログ注文型」とは異なり、自社の現場や事業内容に合わせたオーダーメイドの設備導入・システム構築を支援するのが大きな特徴です。例えば、製造業であれば自動化ロボットの導入、サービス業であれば顧客管理システムの開発、IT企業であればAI活用によるプロセス最適化など、各企業の具体的なニーズに応じた柔軟な支援が行われます。

ものづくり補助金との関係

言い換えれば、「ものづくり補助金」のオーダーメイド型をさらに進化させた後継制度と言えます。これまでの既存事業に対する省力化の支援は、「ものづくり補助金(オーダーメイド枠)」から当該補助金制度に引き継がれることとなりました。 つまり、より実践的で即効性のある中小企業支援への進化を意味しており、DXの加速に大きく貢献すると期待されています。

なぜ今、省力化投資が必要なのか?

現代のビジネス環境では、生産性の向上が事業成長の鍵となっています。しかし、多くの中小企業が直面しているのは深刻な人手不足です。この補助金では、IoT、ロボット等のデジタル技術を導入することで、業務プロセスの自動化・高度化を実現し、従業員の負担を軽減しながら生産性を大幅に向上させます。その結果、売上拡大、付加価値額の増加、そして従業員の賃上げにつながるのです。

人手不足の解消

多くの中小企業が直面している深刻な人手不足を解決

デジタル技術の活用

IoT、ロボット等のデジタル技術を導入

業務プロセスの改善

業務プロセスの自動化・高度化を実現

生産性向上

従業員の負担を軽減しながら生産性を大幅に向上

事業成長

売上拡大、付加価値額の増加、そして従業員の賃上げにつながる

補助事業例

以下の通り、補助事業の例を示します。貴社事業でも同様の取り組みの余地がないか確認してみてください。

事業分野補助事業例
食品製造業食品加工ロボットや自動包装システムを導入し、生産ラインの省人化と生産量の増加を図る。
農業農業機械の導入や、スマート農業技術による自動灌水システム・収穫ロボットで作業効率を向上。
通信販売事業オーダーメイドの自動梱包機および倉庫管理システムを開発・導入し、オンライン需要に対応。
自動車関連部品製造最新のデジタルカメラやAI技術を活用した自動外観検査装置を導入し、微細部品の検査業務を効率化。
サービス業顧客対応AIチャットボットや予約管理システムを導入し、従業員の業務負担軽減と顧客満足度向上を実現。
建設業遠隔操作システムやドローンを活用し、現場の安全性向上と作業効率の改善を図る。

補助対象者

当該補助金の対象となるものは以下の中小企業等となります。

中小企業者

各業種ごとに定められた資本金または従業員数以下の会社または個人事業主

中小企業者(組合関連)

一定条件を満たす事業協同組合や商工組合など

小規模企業者・小規模事業者

製造業では従業員20人以下、卸売業・小売業・サービス業では従業員5人以下の会社または個人事業主

特定事業者の一部

一定条件を満たす会社や組合

特定非営利活動法人(NPO法人)

一定の要件を満たすもの

社会福祉法人

一定の要件を満たす法人

補助内容:最大1億円の補助金で設備投資を加速

補助上限額と補助率は以下の通り企業規模によって異なります。

補助上限額(従業員数別)

従業員数通常の場合の上限額大幅賃上げ実施時の上限額
5人以下750万円1,000万円
6〜20人1,500万円2,000万円
21〜50人3,000万円4,000万円
51〜100人5,000万円6,500万円
101人以上8,000万円1億円

補助率

対象1,500万円までの部分1,500万円超の部分
中小企業1/21/3
小規模・再生事業者2/31/3

※ 大幅な賃上げに取り組む場合は、補助上限額が引き上げられ、また最低賃金の引き上げに取り組む場合は補助率が引き上げられます。

補助対象経費

以下の補助経費が対象となります。

  • 機械装置・システム構築費(必須)

    ※ 単価50万円以上の設備投資が必要

  • 技術導入費
  • 専門家経費
  • 運搬費
  • クラウドサービス利用費
  • 外注費
  • 知的財産権等関連経費

申請方法:GビズIDの準備から審査まで

以下の流れで申請から審査が行われます。まずはGビズIDを取得し受付開始に向け準備を進めましょう。 弊社など支援事業者からもより詳細な情報の提示や事業計画書の作成支援等も承っております。

申請プロセスフロー
1

公募開始

第5回は2025年12月中旬に公募要項と申請様式が公開され、2月2日(月)10:00に申請受付が開始されます。

2

申請受付開始

申請受付が開始されると、申請者は必要な書類を準備し、期限内に提出する必要があります。GビズIDプライムアカウントの取得が必須です。取得には時間がかかるため、早めの準備をお勧めします。

3

審査

外部有識者による事業計画書の書面審査が行われます。また、一定規模以上の申請にはオンラインでの口頭審査が実施されます。口頭審査では、事業計画の適格性、革新性、実現可能性などが評価されます。口頭審査は、原則として申請者自身(法人代表者等)が対応する必要があります。

4

補助金交付候補者決定

審査を経て、補助金交付候補者が決定されます。

5

交付申請・決定

補助金交付候補者は、交付申請を行い、決定を受ける必要があります。

6

補助事業実施期間

交付決定日から18ヶ月以内に補助事業を実施する必要があります。

7

確定検査

補助事業の実施後、確定検査が行われます。

8

補助金請求・支払い

確定検査後、補助金の請求と支払いが行われます。

9

状況報告

事業終了後も、毎年度の状況報告が必要です。これにより、事業の成果を評価し、5年度以降の改善に役立てることが求められます。

注意点:スムーズな申請のために

スムーズに申請を行うための注意点は以下の通りです。

事業計画書の作成

事業計画書は、外部支援を受ける場合でも申請者自身が作成する必要があります。※ 支援者の名称、報酬、契約期間は必ず記載してください。

不適切な行為に注意

高額な成功報酬の請求、補助金申請代行などの不正行為にはご注意ください。

重複申請不可

他の補助金との重複申請は不可です。ものづくり補助金などは過去3年以内に2回以上採択いただいたことも、直近の申請の事業報告が完了していること。

基本要件の遵守

基本要件(労働生産性の向上、給与の増加、最低賃金の引き上げ等)を満たさない場合、補助金の返還請求が発生することがあります。

説明会参加義務

補助事業者は、事務局が実施する説明会に必ず参加する必要があります。不参加しない場合、採択が無効となることもあります。

財産の処分制限

取得した財産については処分制限があり、事前に承認を得る必要があります。

事業主体の変更制限

補助事業の実施主体の変更は原則認められません。事業承継の可能性がある場合は事前に事務局に相談が必須です。

採択情報の公表

採択された場合、申請者名・住所(市区町村まで)・法人番号・事業計画名・支援機関名等がホームページで公表されます。

まとめ:今こそ、省力化投資で未来を切り拓く

省力化投資補助金(一般型)では、既存事業において以下のような支援効果を得られることが魅力となります。ぜひ、積極的に活用を検討しましょう。

人手不足解消の機会

中小企業省力化投資補助金(一般型)は、人手不足に悩む中小企業にとって、生産性向上と事業成長を実現する絶好の機会です。

オーダーメイドの設備導入

自社の課題に合わせたオーダーメイドの設備導入を検討している経営者の皆様、ぜひこの補助金を活用して事業の未来を切り拓いてください。

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ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。 この情報が貴社の事業発展のお役に立てれば幸いです。

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